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第 12 回多文化医療研究会「終末期をめぐる人類学」

第 12 回多文化医療研究会「終末期をめぐる人類学」

第 12 回多文化医療研究会は無事終了しました。関係者の皆様に感謝を申し上げます。

普段は、臨床医療・国際保健・医療人類学の専門家を中心に行われている本研究会ですが、今回はテーマに関心を持つ、いわゆる一般の方も含めて、「対話」を重視した会としました。

それにより、広い範囲にわたる考察がディスカッションを深め、とても勉強になったという評価を頂いております。専門家の方も、非専門家の方も、最新の研究から医療者・非医療者の語りまで、統合的な情報と視野を共有し、よりよい終末期を考えるために、それぞれの方ができることを考える参考になったのではないかと思います。

なお、多文化医療研究所の会員になりますと、録画をご視聴いただけますので、ご希望の方は入会をご検討下さい。

【第 12 回多文化医療研究会】
テーマ「終末期をめぐる人類学~個別具体的な生をどのように生きていくのか」
日時:2023/7/9 (日) 17:00~19:30 (JST)
場所:ハイブリッド開催(屋久島尾之間診療所 + オンライン)
参加費:一般 1000 円 / 多文化医療研究所会員 無料
(学生の方は入会無料ですのでご利用ください)
主催:一般社団法人 多文化医療研究所

参加申込:https://forms.gle/j1qxTtksuVoNT1rs9
(締切 2023/7/6 (木) 24:00)

【プログラム】
①趣旨説明:本研究会代表世話人 神作麗
②「医療人類学の潮流」増田研
③「終末期医療の人類学:屋久島における良い死とは(Good death study)?」 杉下智彦
④「2つの discipline のあいだで<死の語り>を聴く」野村亜由美
⑤ダイアローグ(全体討論)

昨年度の二回の研究会では、人生の始まりを主に臨床医療と国際保健の視点から扱いましたが、今回は終わりを考えていきたいと思います。
他の誰でもない「自分」という生と、私たちはどのように向かい合っていくのか。
三名の研究者からお話を伺いながら、参加者全員で終末期をめぐる知識や経験、意見を交換します。

【登壇者紹介】
◆増田研 MASUDA Ken(長崎大学准教授。医療人類学者)アフリカ、特にエチオピアの社会人類学を専門とし、近年は高齢化とケアの問題に力を入れている。
◆杉下智彦 SUGISHITA Tomohiko(屋久島尾之間診療所長。医師。東京女子医科大学客員教授)ロンドン大学で医療人類学を修学。アフリカを始めとする世界各地の国際保健現場で活躍したのち、現在は屋久島で自然と調和した医療拠点を計画中。
◆野村亜由美 NOMURA Ayumi(東京都立大学准教授。医療人類学者)スリランカや日本をフィールドとして、認知症や高齢者の研究を行っている。
◇神作麗 KANSAKU Rei(多文化医療研究所代表理事。医師。元国際協力機構(JICA)国際協力専門員。順天堂大学非常勤助教)臨床医療・国際保健・医療人類学の各専門家をつなげ、文化と紐づいた医療のあり方を模索している。


会員向けメーリングリストや、非会員向けニュースレターで最新の情報を受け取ることも可能です。
多文化医療研究所入会申込:https://forms.gle/XMCzBEFwiKxVXKA
多文化医療研究所ニュースレター (無料) 申込:https://forms.gle/5FwSSWntUSjb5avw5

ご質問は お問い合わせフォーム まで.

第 12 回多文化医療研究会は無事終了しました。関係者の皆様に感謝を申し上げます。

普段は、臨床医療・国際保健・医療人類学の専門家を中心に行われている本研究会ですが、今回はテー…

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