臨床医療・国際保健・医療人類学の専門家(学生も含む)が気軽に交流する場です。
講演やワークショップを中心とした学習の場である「多文化医療研究会」とは異なり、小規模でより気楽な、各分野の専門家が意見交換するための会です。
医療に関わる現場で直面した問題に対して、文化という側面からアプローチしたいと考えたときに、お互いの知識や経験を活かすことを目的としています。
15分を目安に話題提供がありますが、その内容にこだわらず、各参加者の現場や研究での課題を共有しつつ、交流を広めて下さい。
専門家同士のコミュニケーションの会なので、他の参加者に自己紹介をお願いしています。
<直近の多文化医療ひろば>
日時: 2024年4月12日(金) 19:00~21:00(新宿+オンライン)
話題提供:「寿町~元日雇い労働者の町の診療所から」
金子惇(横浜市立大学/横浜市寿町健康福祉交流センター診療所医師)
参加申込:https://forms.gle/AUHS8oTrdGzVi4Dm9
申込期限:2024年4月7日(日)24:00
定員:8~12名程度(多文化医療研究所会員が優先となります)
参加費:無料(飲食代は実費)
東京の山谷・大阪の西成と並ぶ、日本三大ドヤ街の一つ、横浜の寿町。
ロンドン大学の社会人類学者の著書なども出ているこのエリアは、戦後、港湾労働に携わる日雇い労働者の町として栄えました。
現在、中華街のすぐ近くにある寿町は、高齢で独居の生活保護受給者が中心の町となっています。
彼らは医療に何を求めているのか。医療は彼らに何をできるのか。
集団として捉えることによる、個別の問題が潜在化する危険性を認識しつつ、医療の課題について、臨床医療・国際保健・医療人類学の専門家同士で意見を交換してみませんか。
話題提供の内容に関わらず、ざっくばらんに近況報告や、情報交換をして、交流をすることが目的の会です。
終了した多文化医療ひろば:https://culturalhealth.org/meetings/plaza_past/