【第 3 回 多文化医療研究会 (東京)】

盛会のうちに終わりました.有難うございました!

今回はグローバルヘルス合同大会* のシンポジウムとして行いました.
メインタイトル「病いと健やかさの多様性」
セッション番号: 国8 (国際保健8)

日時: 2017年11月25日 (土) 13:30-15:30
場所: 東京大学医学部 1 号館講堂 NC309 (第 4 会場)
参加費: グローバルヘルス合同大会参加費に含まれる

<座長>
神作麗 (一般社団法人 多文化医療研究所 / 順天堂大学医学部)

<シンポジスト>
1) 工藤由美
 (国立民族学博物館) 
・民族医療と代替医療のあいだ:チリの先住民マプーチェ医療を例に
南米チリからは,現在も生きる民族医療の様子をご紹介いただきました.先住民患者と非先住民患者からの具体的な例と,政策との関わりまで現状感あふれる報告をしました.

2) 岩佐光広 (高知大学人文社会科学部) 
・ラオスにおける産後の食物規制と女性の「知識」
東南アジアラオスの演題では,出産後の食物規制に関して,伝統的慣習は変化しうるということ,そしてその論理について着目しました.

3) 磯野真穂 (国際医療福祉大学大学院)
・「脈」をめぐる医師と患者のすれ違い―循環器疾患のフィールドワークをめぐって
日本の診察室における不整脈に関してかわされた言葉の解析では,リスクと不安に対する医療の在り方を考えました

4) 久住英二 (ナビタスクリニック 理事長) 
・なぜ日本では反HPVワクチン運動が盛んなのか
HPV ワクチンに関する発表では,科学に基づかないワクチン行政・医師の技術と有害事象対応の未熟・無謬性に固執する大手メディアらが基礎的条件となり,HPVワクチンを機に一気に問題が噴出した,との考察を披瀝いただきました.

5) 西真如 (京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科) 
・アフリカのHIVパンデミックと治療のシチズンシップ
東アフリカエチオピアにおける抗 HIV 薬内服中の方の生活を紹介しました.抗HIV薬の普及が市民に与えるインパクトを,「治療のシチズンシップ」というキーワードを用いて紐解きました

[抄  録] 2017/11/24 更新しました
[ポスター] 掲示などで広報にご協力いただければ幸いです

参加登録
研究会参加登録 (資料の準備に使用します)
グローバルヘルス合同大会参加登録 2017/11/24 当日受付のみとなっています  (必須です.10/31 まで事前割引あり)

多文化医療研究所の入会手続きこちら. この機にどうぞご検討ください.

*【グローバルヘルス合同大会】
日本熱帯医学会・日本国際保健医療学会・日本渡航医学会が共催する学会です.
他分野の専門家と意見を交換できる貴重な場ですので,ぜひ様々なセッションにご参加ください!
http://www.pco-prime.com/globalhealth2017/
開催期間: 2017年11月24日 (金) ~ 11月26日 (日) 3日間
会場: 東京大学本郷キャンパス内